300年も建っているーよしだちえこ

昨日と一昨日の夏のような日から一転して、
今日は、熱がさめたような、まるで秋のような一日でした。
こんな日に、あの300年のお家で過ごすのもいいものだろうなぁと
朝、洗濯物を干しながら思いました。

ずっとずっと楽しみにしていたイベントが終わって
ちょっとぼんやーっとしています。
あのお家、あの空気、あの匂い、あの光。
それから何よりも300年の時の積み重なり。
何もかもあそこにしかないものだったなぁ。

道路から緑のトンネルの坂道を登って
はじめに見えた、あのお家の姿。
どしーんと、うーんと何て言えば良いんだろう。
どさーん。
ばーん。
どいーーーん。
なんかそんな衝撃を受けました。
「きゃー」とか「ぎゃー」とか叫んでたような気がします。
たまらん風格なのです。

そのお家の中に、イシイさんの作品が色とりどりに散りばめられて
ご先祖様たちと会話をしている様子でした。
(あの子たちはきっと話せると思います。特に誰もいなくなった夜にはきっと。)

そして音楽。
リハーサルの時から、「ああ溶けるな。」と思ってました。
キンカさんの歌声、鳥の声、斉藤さんの歌声、ギターの音色、風の音
はなうたのちゃりちゃりの音、カエルの鳴き声、赤ちゃんの話し声、
お人形の含み笑い、風の声、マトリョミンの話し声、
笑い声、甘いお菓子、時の音、光、声、ぽちゃん。。。。。。

こんなにいろんな音がするのに
そこはとても静かで、なんというか秩序があったな。
清々しい秩序。静寂の音。
そりゃ溶けます。

お客さんが入ってからも良かった。
ひとつの大きな屋根の下に、
みんなが音楽を聴きに集まっている様子。
それを庭から見ていると
どこかにある桃源郷を見ているみたいだったな。
世界にはすてきなことがいっぱいあるなぁ
なんてふうに思いました。

会が跳ねて、夕方の風になり
みんながひとつのかたまりずつ家路につき始める。
「さようなら。ありがとう」
家から送り出すと、親戚のようだった。

一番最後にはサプライズが待っていた。
はなうたのアコーディオン奏者しげるさんのお誕生日を
お祝いしたのだけど、しげるさんには内緒にしていたのです。
「もう一回演奏しようかぁ」とか言って楽器を持って車座になり
せーので始めたのは「はっぴばーすでーとぅーゆー♪」
本当に驚いたしげるさんはキラリと涙。かわい。ういやつめ。

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↑まだ何も知らない呑気なしげるさん。
キンカさんの演奏にお客さんも、はなうたも、みんなで音を出して加わりました。
ふんわりしたすてきな時間。
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by gassouhatanosii | 2007-05-29 01:56 | 演奏情報


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