森のテラスでどんがららんーよしだちえこ

先にふみよさんがレポートしてくれた
森のテラス、すってきでした。

ふみよさんに誘われて、一緒に行ったのですが
まず庭の受付にふらふら近寄りながら
無造作に美しい庭、というか森に言葉を失いました。
ふみよさんの写真の通りで、ピンクのチューリップが束で
頭を垂れて、光にきらきらしていて
背の高い木からは、緑の風。
ひんやりした木陰。

この日に森のテラスで開かれたのは
ピアニストの重松壮一郎さんと山口ともさんの
「ガラクタに咲いた花」〜廃品打楽器とピアノの森の音楽会
というイベントです。
山口ともさんは、NHK教育の「ドレミノテレビ」で
UAさんと「ともとも」の愛称で競演していた打楽器奏者。
私たちのお目当てはその「ともとも」です。

テラスの方に歩いて行くと、
開け放した小さな部屋には、ピアノがあって、
ともさんの「廃品打楽器」のセットが見えました。
「何が始まるの!?」「どんな音がするんだろ!?」という
興味津々と、この場所の素敵具合に、
二人ともふわふわに浮ついてしまいました。

f0126144_0592738.jpg

道端で拾ってきた缶やトロ箱、
何だか解らない金属の蓋
そんなものがドラムセットみたいに組み込まれていたり
たくさんの鍵が一緒に吊るしてあったり、
水道管が束ねてあったり、
そんなおよそ楽器に見えない様子のものが、
ピアノを横目に並んでいました。


例のもみあげをくるんと巻いて、
ジャケットのポッケにフォークを刺して現れたともさん。
たくさん来ていた子どもたちと一緒に、
私もふみよさんも、もうその姿に釘付けです。

そうして始まった演奏は、
久々にブルッと身震いするようなゾクゾクする演奏!
ともさんが廃品を叩いたり、なでたり、打ち鳴らしたりすると、
今まで「道端のいらないもの」だったものが
ぴしーっとして、シャキーンとして、やる気をだして、
「ひとつの音」に変身するのです。
その瞬間にもゾクゾクしたし、
そんなポコンや、ドスンや、カコンや、シャラシャラたちが
ピアノの音に出会って一緒に呼吸した時、
とろけるくらいぞわーっとしたものでした。

f0126144_11475.jpg
行儀のいい音だったり、
暴れん坊の音だったり、
ともさんはいろんな「技」で
廃品楽器を操ります。
とてもとても自由だけど、
それは、すばらしい技術に裏打ちされた
自由な音なんだな、と思いました。
だから、廃品楽器の音たちは、呑気でいてキリっとしてた。
そこがとても素敵です。

ピアノの重松さんとともさんの即興で
作られる緊張感や、悪ふざけも
とても気持ち良かった。

はなうたの他のメンバーたちにも
ぜひぜひ「ともさん」を味わって欲しいなぁ。
今度、一緒にぜひ。そしてみなさんもぜひ!
魔法です。あれは。

山口ともさん
重松壮一郎さん
[PR]
by gassouhatanosii | 2007-04-22 00:48


<< 三百年目の五月にー今日も稽古ー... テラスでもぐもぐ、ゲラゲラ、ギ... >>