ぞわわわわ~と、胸がいっぱいになる - アマヤフミヨ


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ヴァシュティ・バニヤンのライブに行ってきました。

1970年に一枚のアルバム「Just Anoter Diamond Day」を出したきり
30年余りもその活動がみえていなかったシンガー・ソング・ライター、ヴァシュティ・バニヤン。
彼女のレコードを擦り切れるほど何度も繰り返し聴いているという方もいると思います。
そんな彼女がおととし35年ぶりに新譜「Lookaftering」を出し、
また宝物のような音楽を世におくりだしてくれました。
その新譜もまたとても素晴らしく、私はお店を営んでいる友人に
このCDをお店でかけてほしいとプレゼントしたほどです。


そんな幻とも言われていたヴァシュティ・バニヤンが来日!
まさか、ヴァシュティ・バニヤンのライブが観られるなんて!
3月。春の始まりにヴァシュティ・バニヤンが観られるなんて!!


彼女の歌声が響いた瞬間、会場の空気がすうぅっと持ち上げられ、
そこにいた人みんなも少し持ち上げられたようになり、そしてぐぅっと彼女に吸い込まれたような
これはことばではなかなか表しがたい素敵な時間が流れていました。
そして、遠くに座っているはずの彼女がものすごく近く感じられました。
私はすっかりのぼせてしまい、
持っていたプラスチックカップの中の氷はあっという間に液体になっていたほどです。


この曲はむかしむかし、失恋したときにかいた曲よ。
この曲はこどもたちのためにかいたの。
1曲ごとにその曲について語り、リラックスして歌っている姿はほんとうに素敵でした。

さらに、サポートメンバーでギターのGareth Diksonさんと
ピアノやフルートのJo Mangoさんもそれぞれ彼らの曲を1曲ずつ披露。
これもまた素晴らしく、特にJo Mangoさんはカリンバを弾きながら歌い、
彼女のカリンバ使いにはこんな弾き方もあったんだ。とちょっと勉強にもなりました。

濃密で夢のような時間はあっというまに過ぎてしまい、
2度のアンコールにこたえながらも、もう、うたう曲がないわ。
と恥ずかしそうに笑いながら歌っているさまは本当に美しく、
歳を重ねていってあんなふうになれたらいいな。
などと最後には思うようになっていました。

ライブハウスを出ると月が高く高くに輝いていて、
自分の感動をも月に照らしてしまったかのようで、
何か得体がしれないチカラがあふれてきました。

そして、みんな口々に「歌声が響いた瞬間、ぞわわわわ~っとした!」と話していて、
偶然会った友人のOGRくんも同じようなことを言っていて、
私の感じたあの瞬間、本当に会場中が吸い込まれたんだわ。
とそれは確信に変わったのです。


最近、ライブなどに行くと、ああ、これをはなうたサーカスのメンバーにもみてほしい。
と感じることが多くあります。
ヴァシュティ・バニヤンも例に漏れず。
みんな、どんな音楽を聴いているんだろう。



Vashti Bunyan 
Gareth Dikson
Jo Mango 
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by gassouhatanosii | 2007-03-02 17:45 | こんなのみたよ


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